イラスト・マンガ制作の業界においては、従来の手書きの手法に代わり専用ソフトウェア「CLIP STUDIO」と「ペンタブレット」や「液晶タブレット」との組み合わせで制作する手法が先端技術となっている。受講生はアナログによるイラスト・マンガの制作技術を学習しているが、デジタル技術を活用した作画技術を学ぶことにより実践的な学習が可能となる。
ワークショップ形式の授業とする理由として、現在のイラスト・マンガ制作は専門的なスキルを持つ者が協力しながら進めることが多くなっていることから、アイディアを創出する為のディスカッション、意思疎通の為のコミュニケーション、制作したものを説明するプレゼンテーションスキルが求められる。
これらの技術の習得のためにデジタル表現技法を学びながら、キャラクターデザイン演習、マンガ表現技法演習、背景表現演習をとおし、ワークショップ形式の特別授業のなかで作品を制作することにより、柔軟な「発想力」や「想像力」を醸成する。
一連のプログラムを総合的に学習することにより、業界で必要とされる知識とスキルの習得及びコミュニケーション能力の向上を図る教育プログラムとする。
- ※上記カリキュラムは開発推進委員会で暫定的シラバスを作成し実証講座を実施する。
- ※カリキュラムと実証講座、受講者の成果と評価を検証・評価委員会にて検証する。
- ※委員会の意見を反映しコマシラバスと達成度評価基準を策定する。